風邪の終わっても出てくる黄色い鼻水の原因は何!? これ、副鼻腔炎という病気のサインかも知れません。

黄色い鼻水は風邪とは関係ない病気の可能性も…

風邪の症状として黄色い鼻水が出るのはよくあること。
しかし、その後にも黄色い鼻水が続き不安に思う方も少なくないようですね。

一説には、風邪の時に出る黄色い鼻水は、風邪が治ってきた証拠…なんていうお話もあるようですが、別も病気の可能性も考えられなくはありません。
長期間に渡って黄色い鼻水が出ていたり、不安に思う場合は病院で診断をしてもらうべきでしょう。
大体の方は思い過ごしで終わってしまいますが、風邪は他の病気と合併することもある怖い病気ですよね。
体に現れる症状には必ず原因があるわけですから、風邪と長引いているだけと思って放置しておくことはあまりオススメできません。

また、最近は花粉症にかかっている方も多いため、風邪の後に花粉症が来ただけと考えることもあるようです。
もしそれが花粉症ではなく別の病気だったとしたら、それはちょっと怖いですよね。

黄色い鼻水…一見したら誰にでもあることのように思えますが、他の病気であることも疑い、早期診断を心がけて欲しいものです。

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黄色い鼻水から考えられる病気

では具体的に、黄色い鼻水が出た場合にどのような病気を疑うべきかを見ていきましょう。

【副鼻腔炎】
副鼻腔炎の場合、黄色い鼻水+鼻づまりといった症状も出てくるようです。副鼻腔っていうのは、鼻の中にある骨で囲まれた小さい空洞のこと。
ここの粘膜に炎症が起こると膿が溜まり、「黄色い鼻水」という症状で体外に排出されてきます。
副鼻腔炎は風邪と同様、冬に発症しやすい病気なんですね。
つまり、風邪と併発もしやすい!低湿度・低温度が鼻の機能を弱め、感染を起こしやすくするそうです。
軽い症状ならば風邪と一緒に治っていきますが、2週間以上も黄色い鼻水が続くようであれば耳鼻科で診察してもらってみて下さい。
人によっては目に鈍痛を感じることもあります。

また、菌に対する抵抗力が弱い赤ちゃんは比較的この病気になりやすい傾向があるようですので、お子さんがいる家庭では人一倍黄色い鼻水に気をつけてあげたほうが良いかも知れません。
急性の副鼻腔炎が慢性的なものに変わると結構やっかいだったりしますからね!

「黄色い鼻水」…花粉症は間違い!

黄色い鼻水が出てきても、単に何かのアレルギー、もしくは花粉症が原因だろ!と思って放置してしまう人も多いです。
しかし!花粉症では黄色い鼻水になることはまずありませんので注意して下さいね。

花粉症の症状と言えば【くしゃみ】【鼻水】【鼻づまり】ですが、鼻水は割りとサラサラしているはずです。
黄色い鼻水というのは「細菌に感染している状態」を表すものなので、何かに対するアレルギーというものではないんです。
花粉症は現代病とも言えるほど多くの人がかかっている病気で、しかも死ぬことはありませんよね。
それゆえに、自分も花粉症か…と軽く考えてそのままにしてしまうケースが後を絶ちません。

黄色い鼻水から考えられる病気としては、2つ目のテーマでも述べたように「副鼻腔炎」が大本命ですが、血が混ざった鼻水が出るなどすればこれはこれで別の病気も考えられます。
最悪の場合、腫瘍が出来ているなど…。ん〜、考えただけでもかなりゾッとしますね(怖)。

今後は黄色い鼻水を軽く考えずに、大事を取ってスグに病院に行き原因を探ってみて下さい!
とにかく早期治療がポイントになりますよ。